2011年4月。
捨て猫だった「はな」を引き取り、写真を撮るようになりました。手のひらに乗るサイズの小さなちいさな命。抱きかかえて家に戻る車の中で小さな喉をゴロゴロならしていたのを今でもとても覚えています。
猫は人にはなつかないものだと思っていたのに、ずーっと人についてまわり、帰宅時は出迎えてくれる小さなはな。はながさみしくないようにと里親募集サイトから巡り合った「しずく」を迎え入れ、オットと私、猫2匹の暮らしがはじまりました。
猫と暮らすようになってから、ボランティアの方の活動を知りました。保護猫?ってなんだ?という方もまだまだたくさんいらっしゃると思います。
SNSがあたりまえになった今、情報はどんどんスクロールされていってしまう。そんな時代だからこそ、猫と暮らす人々の日常や保護活動をされている方の想いなどを残していきたい。
猫ブームがやってきて、安易に猫を飼っていらなくなったから捨ててしまうという悲しい事例もたくさんおきています。
猫はかわいいだけではなく、「命」です。ご飯も食べるし、粗相もします。
いたずらもたくさんするけれど、私たちに幸せを与えてくれます。
猫と人が共に暮らすことに興味を持っていただき、少しでも幸せな猫が増えるといいなと願っています。
環境省から公表された平成29年度犬猫の殺処分数は、犬8,362匹、猫 34,854匹、合計 43,216匹でした。ぺットを家族に迎えようと思った時、保護された動物を引き取ることも選択肢の一つに入れていただけたらと思います。
八幡地域猫を考える会を応援しています。今までに撮影させていただいた保護猫達。会の皆さまがお世話をされたほんの一部の猫たちです。(2019.2.22)